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| ・期日 |
2011年10月18日(火) |
| ・場所 |
谷川岳・厳剛新道〜中芝新道 |
| ・参加メンバー |
生田単独 |
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群馬に引っ越してから様々な事があり、ようやく山へ行ける環境になった。
雪が来ないうちにどうしても谷川へと、厳剛新道から一ノ倉岳そして中芝新道を下ってきた。
我が家から一般道で約2時間。マチガ沢出合に駐車し、あまり天気が芳しくないのですぐに厳剛新道を登り始める。静けさと盛りの紅葉にしばしば足を止めながら、そして本当に!本当に久しぶりのマチガ沢を覗き込みながら、ガレ沢の頭を目指す。 今この道を登っているのはおそらく私一人であろうか。
「どうも緊張しているナ」「雨のせいかナ」「もう少しゆっくり行こう」などと思いながら、時々獣のにおいにビビりゼイゼイ言いながら進む。
 谷川岳・厳剛新道〜中芝新道
 紅葉のマチガ沢
 ガレ沢の頭厳剛新道分岐
ガレ沢の頭からカッパ上下を着こみ、数パーティと相前後しながらトマの耳へ。
若者2人パーティと私を含めて中高年の単独が3人。 平日にこんなに鉢合せをするとは意外だ。
西黒尾根の記憶をまったく思い出せず、「オッ、これが氷河の跡、これがザンゲ岩か」とまるで初心者だ。新装されたらしい肩の小屋へは寄らず、霧雨の中を指導標を確認しながら直接トマの耳へ。
頂上は天神尾根からのパーティか10人ほどくつろいでいる。ウ〜ン何年ぶりなんだろう。幽ノ沢・V字を登った以来か?でもあの時はこっちまで回らず、中芝を降りたような気がする。 なにせ懐かしい。
 オキノ耳、雨は小ぶりに
 ノゾキから一ノ倉はのぞめない
 一ノ倉岳 避難小屋は風雨にさらされ、だいぶ痛んでいた
この計画を立てた時からずっと中芝の下りが気になっていたので、すぐに一ノ倉岳へ向かう。
オキノ耳にも数パーティ。ここから引き返すようだ。 本日はここから一人。 ノゾキから一ノ倉は霧に阻まれ何も見えない。 またまたゼイゼイ言いながらやっと一ノ倉岳に到着。雨にぬれてのひるめしはちょっとわびしいので、避難小屋で食べようかと思ったが、いきなり雲が切れ青空が見えたので稜線上でカップラーメンを作りおにぎりをほおばる。避難小屋の中は、入口は半分壊れ、まぁ、風雨を避けて休憩するぐらいは我慢できる汚れかた。
さて、中芝の下りだ。 笹で覆われているのではと心配していたが、刈り払われてルートは明瞭。整備した方に感謝しながら、急下降を開始。雨にぬれ滑るし体力的にお疲れ気味のため、快調に下降とはいかず写真を撮りながら慎重に下る。
途中から雨はやみ青空が垣間見える国境稜線を振り返りながら、へとへとになった自身に活を入れながら、やっとの思いで、本当にやっとの思いで出合まで降りることができた。土砂崩れで岩場はむき出しになっているし、踏み跡は一部埋まって急斜面になっているし、今の私にとっては充分に手ごたえのある下降であった。
 急下降の中芝新道下り
 急速に天気が回復・芝倉沢の国境稜線
谷川の墓標から
「山々に
山がすべてであらねども
すべてをかけて
悔ゆることなし」
「来てみれば
聞きしにまさる一ノ倉
若き命を
永遠につつみて」
遭難された方の親御さんが読んだ詩と思うが、一ノ倉を登っていた時期に記憶していた詩が今も鮮明に残っている。
山で決して死んではいけない。
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